開票事務のバイトに行ってきた
郵政民営化チキチキ選挙大合戦は
結局何の面白みもない自民党の大勝に終わりそうですが
皆様いかがお過ごしでしょうか
昨日ぼくはヒマな大学生らしく
自分の住んでる市の開票事務のバイトに行ってきました
午後八時ごろ市の総合体育館に集合して
リハーサルをやりつつ開票の始まる9時15分までに
準備を整えておくと言うことだったのですが
着いたらいきなり「バイト控え室」と書かれた
漫画「GANTZ」の冒頭のマンションの一室のような
フローリングの何も無い部屋に座らせられて
ぼく以外にも数人の、30分くらい前に地下鉄に轢かれて死んだかように生気のない仲間達*1が
ケータイメールを打ちつつひそひそと会話
しばらくすると頭の禿げたおっさんがぼくらに指令を出し
「いまからこいつをぶっ殺してくだちい」と小泉の写真をいや違う
一番広い体育館フロアに案内された
簡単なリハーサルをやった後
暫く開票前の準備のお手伝いなどをして
9時15分、投票箱が開けられて票の分配事務がスタート
開票立会人として雇われた*2おっさん達と一緒に
約1時間半立ちっぱなしで黙々と分類
やる前は退屈かなと思ったけど休めないせいか意外と体力のいる作業で
普段ネットヒッキーなぼくは終わる頃にはヘトヘトに（；´Д｀）
なんか市の投票率が75％を超えていて、票数自体が普段より多めだったらしい
流石は伝統的左翼都市○○○市（わらい）
ぼくは比例代表の担当だったのだが
記述の間違いなどで「疑問票」扱いになるものが相当数あると
バイト前に説明を受けたとおり、面白い間違いをしてるのが結構あった
以下特に面白かったやつの例
- 自民堂（最多。こしあん堂の間違いじゃないの）
- 民社党（どっちなんだかわからない）
- 会明党（なにかの秘密結社でしょうか
いやそれは元からか） - 日共党（右翼の人の皮肉でしょうか）
- 社会党（もうその党は無いんだよおじいちゃん）
- ロシアの大地党（どこだよ）
その他にも「民……民……民……自民党」（民主党に入れようとして迷ったんだろうか）とか
「公町党」とか、ワザとなんだか本気なんだか……
一枚だけ、盲目の方の為の点字投票（黄色い特別製の紙になっている）のがあって
なかなか見つからないと係の人に言われていたのが、偶然ぼくが発見して
よく分からないが嬉しい気持ちになった
わざわざ点字で投票に来るなんて、偉いよなー
痛みを伴う小泉構造改革は
こういう人を犠牲にしていくんですかねえ
分配事務終了後はテーブルの片付けをしたり
高校時代の友達と偶然会って立ち話をしたり
もっと遅くなるかと思ってたけど、11時過ぎには帰宅できました
点検作業とかは1時ごろまで係の人達がやってたみたいです
それなりに大変だったけども
労働時間の短さの割に給料は結構貰えたので良かった！！！！１１１のだが
給料を貰う部屋に偶然蛾が入ってきて
女の子達が異常に怯えていて、蛾ぐらいそんなに嫌うことないのになあと思ってたら
イケメンぽい男がさっと（蛾を）捕まえて、女の子に感謝されつつカッコつけてたので
ああ、（抽象的意味での）モテと非モテの違いってのはこういうものなのかなあとおもった
蛾は何も悪い事してないのにねえ
かわいそう
