さやわかさんのレス
下に載せたしばさんによる宮台批判に
さやわかさんがレスをつけていた
http://d.hatena.ne.jp/strange/comment?date=20050622#c
# neatsorg 『印象が流行っているな』 (2005/06/22 13:01)
# neatsorg 『僕の印象だと、きっと「本来的なまともで正しさ」をセンチメンタルに語るために、その正義は実現されないままのほうがいいんだろうなあとおもった!!!』 (2005/06/22 13:05)
# kyoumoe 『ミヤダイをカーニバルに誘えばいいと思います。』 (2005/06/22 13:22)
# neatsorg 『ちょっと読んでみた。これって「社会的な正しさ(社会的正義)の頓挫」を招くから「脅迫的正義」ではなくマートン的な再帰的伝統主義が必要だっていう話じゃないですか?まあどっちみち僕は賛成しかねるけど。それが脅迫的な正義と違ったものだというのはそれこそ印象だけど納得できないかな』 (2005/06/22 13:41)
# neatsorg 『あと俺が最初に書いた印象は宮台に関しては間違ってるなあ。さすが読まなかっただけあって!笑い』 (2005/06/22 13:46)
さやわかさんが挙げている「マートン」って人は多分この人かな
- 作者: トマス・マートン,木鎌安雄
- 出版社/メーカー: 女子パウロ会
- 発売日: 2002/12
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一体さやわかさんの頭の中には
何万冊の本のデータが入っているのだろうか?
追記 うわーなんか派手に間違ってたみたいですごめんなさい
id:gachapinfanさんコメントありがとうございます
本当はロバート・K・マートンっていう社会学者の人だったみたい
- 作者: ロバート・K.マートン,Robert King Merton,森東吾,森好夫,金沢実,中島竜太郎
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1961/09/11
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- 作者: W・ベック、A・ギデンズ、S・ラッシュ,松尾精文、小幡正敏、叶堂隆三
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賛否問わず
はてなについて語りたがる人は
みんなインテリすぎる!!!
ぼくはついていけない!!!
自分の無知をごまかすために
gachapinfanさんの挙げてくれたURLから転載
内山メモ−社会学−
http://www-ps.kek.jp/tanpopo/uchiyama-2.html
R.マートン。 (1910〜)
(Robert King Merton)
アメリカの社会学者。主著に『社会理論と社会構造』(1957)。
彼の社会学理論の性格とその守備範囲は、「中範囲の理論」という主張から も窺えるように多種多様である。まず、その社会学方法論の側面では「機能主 義」というパラダイムの確立によって与って力があった。潜在的機能−顕在的 機能、逆機能−順機能などの用語が開発された。手がけた領域は社会構造論、 科学の社会学、マス・コミュニケーション理論と知識社会学などがその代表的 なものとして挙げられる。特に社会構造とアノミー(1949)や準拠集団論、影 響の型式(1949)、自己成就的予言(1948)などの議論は極めて影響 力の強いものである。パーソンズとは異なった仕方ではあるが、ヨーロッパの 社会諸理論の綿密な批判的継承(なかでもデュルケム、ジンメル、M.ヴェー バー)への努力は特筆に値する。
アメリカの社会学者ストゥーファー(Stouffer)らによる『アメリ カ兵』研究。軍事省情報教育局調査部によって行われた、戦時における兵士の 態度・行動に関する大規模な統計的調査。約60万人の兵士に面接、約300 の調査、分析に4年、『アメリカ兵』(1949)にまとめる。憲兵隊や下士 官、黒人兵などの不満の構造を分析し、人間は、自分のおかれている個人的状 況と、他の人間や集団の状況とを比べることによって、自分は恵まれていると 感じたり(満足したり)、あるいは惨めだと思ったり(不満をいだいたり)す る。それゆえ、その人の不満の程度は、その人が比較の基盤として選択する他 人や集団によって異なってくる。その比較の対象をして選択されるのは、所属 集団でも、非所属集団でもありうる、という事実を発見した。人々の抱く不満 は、社会的境遇の絶対的な低さに起因するのではなく、希求水準(アスピレー ション・レベル)と達成水準(アチーヴメント・レベル)との相対的な格差(相 対的剥奪)から生じるものだとする「相対的剥奪」の理論を展開。
マートンは、ストゥーファーらの概念を発展させ、相対的剥奪の概念を、準 拠集団(reference group)の一特殊概念として位置付けなお し、さらに大きく展開させた。準拠集団の概念は、不満だけでなく、人が高く 評価する集団へ参加したいという積極的・肯定的な方向も含んでおり、相対的 不満よりも、準拠集団のほうが適用範囲が広い概念。
比較的準拠集団=個人が自分または他人を評価する際の基準点として用いる集団
規範的準拠集団=個人が同一化したり、所属したいと思っている集団
個人が現に所属している集団の規範よりも、その人が所属したいと望んでい る集団の規範に同調しはじめることを「社会化の先取り」という。
相対的不満 →比較的準拠集団
社会化の先取り→規範的準拠集団
逸脱行動・ラベリング理論
逆機能(dysfunction) ある全体を構成する諸部分がその全体の維持・存続を脅かす作用を果たし ている場合、その作用をいう。マートンが始めて明示的に提唱した概念であ り、社会の動的な分析に寄与するところが大きい。
順機能(eufunction) 特定の事象がある場面で、(同位・上位・下位レヴェルの)たの事象との 相互作用を通してそこにひき起こした特定の結果を、何らかの基準に基づい て他の事象への促進的作用と評定した際の機能の性質。