タコシェ創始者松沢呉一氏の名言
コピペしてもいいものかと迷いましたが
すぐに消えてしまうような気がしたので、転載します
屋根裏 - ==七月七日==
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タコシェで立ち読みしても面白くなかったのに、ガロで読んだら急に面白くなったということは、タコシェの客でさえ、この狭い世界の中での権威付けの裏付けや知名度が必要ということだ。
世の中の人間の大多数は知名度や第三者の評価といった拠り所なしに純粋に自分の評価をくだすことをしないか、できない。それがないと面白さに気付かないのか、気付けない。
お客さんの中には複数でやってきて、「これ知ってる、あれ知ってる」と自分がどれだけ知っているのかを自慢をし合うのがいる。知っているからどうした。そんなことより、全然知らなかったものの面白さを発見して欲しい。
私とて、知っているものの方が安心して買えるところは確実にあるし、好きなメディアや信頼する人が推薦するものを欲しくなりはする。また、人に勧められる初めて知ることはいくらでもある。しかし、長年、ミニコミ、マイナー誌とともに育ってきためか、その一方で常に知らないものを探し、知らない物を面白がろうとしてきたつもりだ。そうしなければ、出会える面白さの数なんてたかが知れている。
屋根裏さんごめんなさい!ギョエー!!